タイトルが何の文字りか分かった人は、どうぞ、熱唱しちゃってください。笑
今日は小さな幸せを感じた日でした。
戸塚駅に着いたら、ほのかにキンモクセイの香りがする。
ふわっとした、あの香り。
わたしが大好きな、あの甘い香り。
でもまだ暑いしな。違うかも。とその時は思った。
それからバスに乗ってバス停で降りたら、
やっぱりキンモクセイの香りがする。
これは、間違いない。
咲いたんだ。
オレンジ色の、ちっちゃくて、かわいいあの花が!
その花の香りはちょっと憂いを帯びている。
雨が降ってしまえば一気に落ちてしまう弱い花。
じっと空気を感じていないとわからない、はかない香りを持つ小さな花たち。
キンモクセイというと、わたしは必ず2つの光景が頭の中にフラッシュバックする。
一つは、小さいころ住んでいたマンションの中庭に咲いていたキンモクセイの風景。
近所の子たちと一緒に、手のひらで花びらをうけて、
いい香りだー。と喜んでいたっけ。
いつも怖い管理人さんは、わたしたちがそうやって花で遊んでいても、
怒らなかった。
そして、笑った。
手のひらに乗せた花がもったいなくて、そのまま家に持ち帰り、
ポプリにしたいと思ったけれど、うまくいかなかった。
そんな、セピア色の風景。
それから、もう一つは、中学・高校時代の校舎。
建て替えてしまう前の、古い白い鉄筋づくりの校舎と、夕日。
ちょうどこのキンモクセイの時期は、文化祭やら、合唱コンクールの準備やら、
試験やらで、忙しくて、部活に集まる人も少なく、
顧問の先生も忙しくて練習を見にこれず、
ちょっと暗い音楽室で少人数でほそぼそと練習していた時期。
休憩時間とかいって、のんびり話して、
とりあえず最後はカノン弾いとくかって弾いて、
終わったり、
あるいは、文化祭のミニコンサートの追い込みで、
必死でみんな暗譜しながら合わせて終わった練習付けの日々の、
なんとなく気だるい疲れを感じながら歩く廊下の風景。
別に本当にだるくはないんだけど、
時々肌寒く感じる風と、早く落ちる太陽という組み合わせが、
なんとなくわたしの気分を気だるくさせていた。
ぼんやりと外の大通りの夕方の渋滞を眺め、赤くなった空を眺め、
帰っていく友達を見送って、教室に帰る。
剣道部の友達が汗だくで着替えている。
わたしはそのまま荷物を持って、鍵をじゃらじゃらさせながら職員室に向かい、
先生に報告がてら雑談をする。
先生に促されて帰る、薄暗くなった空の下、
わたしはやっぱりなんとなくだるい気持ちを抱えながら、
ぽつぽつと歩いて帰る。
そんな中にほのかに存在していたのが、キンモクセイの香り。
わたしはバス停からの帰り道、
キンモクセイの木を探して花を見たいと思った。
探したけれど、見つからなかった。
でも、あれは絶対にキンモクセイだ。
表立って自分を主張しないけれど、実はさりげなく存在感を示している。
わたしは、こういうキンモクセイの在り方が、大好きだ。
私もキンモクセイ好きだよ。
キンモクセイの花というか、香りだね。
花自体より、香りのほうがなじみがあるかも。
季節を感じるなぁ〜。
Posted by: eruna at 2006年09月21日 21:49